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キリンさんは親友のゾウさんから結婚式の司会を頼まれました。
キリンさんはとてもシャイで、大勢の前で話すのはとても苦手なので、
できれば誰か他の動物に頼んでほしいと思いました。
ですが、親友のゾウさんのたってのお願いを断わりきれず、
不安でしたが司会を引受けてしまいました。
キリンさんは引受けた以上うまくやらなちゃいけないと思い、
司会がうまくできる本を買ってきて一生懸命読みました。
そして、ゾウさんや他の友達に相談して結婚式のシナリオを作りました。
そして、何度も何度も練習しました。
結婚式の前日は、緊張してなかなか眠れませんでした。
朝になり益々緊張が高まっていくのが分かります。
結婚式の仕度をしながら「誰か代ってくれないかなあ」と思うキリンさんでした。
司会として演台の前に立ったキリンさんは、最後まで務められるか心配です。
最初の一言すらちゃんといえるかどうか不安でなりません。
足はガクガク震え、胸はドキドキ激しく鼓動し、だんだん息が苦しくなってきました。
いよいよ新郎新婦入場の時間です。係の人から合図があり、照明が落ちると、
キリンさんはマイクに向かい「只今よりゾウさんとアリさんの入場でございます」
とシナリオ通り始めました。
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